- かぶせた歯の色が周りと違う。
- 歯ぐきの色が黒ずんでいる。
- 歯並びが気になって思いきり笑えない。
- 写真を撮られるとき、口元を隠してしまう。
- 自分のもともと歯の色が黄色い。
審美歯科治療では、歯科のいろいろな治療技術を駆使して、こうした悩みを解決していきます。
見た目だけでなく、機能的にも健康な状態を作り上げていくことが、魅力的な口元と笑顔へとつながります。
審美歯科とは、歯の機能と美しさを回復し、
より魅力的な口元を作り出す治療です。
審美歯科治療では、歯科のいろいろな治療技術を駆使して、こうした悩みを解決していきます。
見た目だけでなく、機能的にも健康な状態を作り上げていくことが、魅力的な口元と笑顔へとつながります。
かぶせ物の全体が、セラミック(陶器)で出来た冠です。
下地の色と光を通す透過性に優れているので、天然の歯のように美しく仕上げることができ、
現在あるかぶせ物の中では最も見た目に優れています。
土台に金属が使われている場合は、金属の色が透けてしまいますので、あわせて土台をグラスファイバー製のものに変える必要があります。
金属アレルギーの方には金属を用いないこの治療法が適しています。
オールセラミッククラウン 症例1
かぶせ物の色と形の不揃いや、歯と歯の間のすき間が黒く見えるのが気になります。
矯正で歯の位置を修正したのちに、オールセラミック冠で仕上げました。
歯と歯の間のすき間も目立たなくなり、思いきり笑えるようになりました。
治療前
治療後
オールセラミッククラウン 症例2
前歯のかぶせ物の先端が欠け、色調もまわりの歯と合っていません。
土台にグラスファイバーを用いることにより、強度だけでなく上にかぶせるセラミック冠の色を美しくすることが出来ます。
ご自分の歯との違いがわからないくらいにリアルに仕上げることができました。
オールセラミッククラウン 症例3
かぶせ物の色が白すぎて目立つのが気になります。
隣の歯の色に合わせてつくりました。
かぶせ物に見えない自然な仕上がりです。
金属の冠の表面にセラミックを焼き付けて作る冠です。
金属のオールセラミッククラウンが登場するまでは、審美的なかぶせ物の主流でした。
金属の下地があるため、オールセラミックよりも強度に優れており、力のかかる奥歯や、歯のないところをつなげるブリッジで多く用いられます。
セラミックは年数が経っても美しい色調が長持ちします。
メタルボンドクラウン 症例
金属の表面に樹脂を貼り付けたタイプのかぶせものです。
樹脂が劣化してすり減ったり、変色したりしています。
年数が経っても色調が変わらないセラミックを用いたメタルボンド冠を装着しました。
美しく健康的な口元になりました。
オールセラミックの下地に、ジルコニアを用いた冠です。
ジルコニアは高い強度をもっていますので、オールセラミックに比べて強度に優れており、ブリッジなどの大きな連結冠の作成も可能です。
また、メタルボンドと違って光の透過性がありますので、より審美性に優れた冠を作ることができます。
オールセラミッククラウンの美しさと、メタルボンドクラウンの強度をあわせ持った新しい治療法です。
金属を用いないので、金属アレルギーの方に適しています。
ジルコニアクラウン 症例
かぶせ物の色の不調和や、歯と歯の間のすき間が気になります
向かって右の真ん中の歯から左の4番目の歯までをつなげる形でジルコニアのブリッジを装着しました
治療前
治療後
歯冠全体にかぶせる必要があるほどむし歯の範囲が大きくない場合、インレーという部分的な修復物で削ったところを埋めます。保険診療では、このインレーは金属で作りますが、いわゆる「銀歯」の見た目が気になる方や金属アレルギーのある方にはセラミックインレーをお勧めします。
セラミックインレー 症例
治療前
かみ合わせの面の銀の詰め物(インレー)が目立ちます。
セラミックインレー装着後
自分の歯のような自然な仕上がりです。
見た目が気になる前歯において、部分的な詰め物が古くなってきたり、歯の先端が欠けてみかけが悪くなったりしたときに、全体を削ってかぶせるほどのダメージのない歯では、ラミネートベニアという治療法によって審美性を改善することができます。
これは、歯の表面(唇側)だけを少量削って、薄いセラミックを貼り付ける方法です。
セラミックの強度と接着技術の向上によって、以前にくらべて適応となる範囲が広がってきています。
前歯全体を削ってかぶせる前に、検討したい治療法です。
ラミネートベニア 症例
歯の先端がすり減って、詰め物も変色してきているので、見かけがとても悪くなっています。
歯の表面だけ削り、セラミックを貼り付ける治療(ラミネートベニア)によって、前歯の色と形が美しくなり、口元の印象が若々しくなりました。
昔は、ご自分の歯の色を白くするためには、歯を削って作り物をかぶせたりする方法しかありませんでしたが、現在は、歯の表面にお薬を作用させることによって、歯を削ることなく白くすることが出来ます。
ホームホワイトニングは、歯科医院でマウスピースを作成し、自宅でその中にホワイトニングの薬を入れて口の中に装着し、次第に白くしていく方法です。
変化はゆるやかですが、後戻りしにくく、効果が持続します。
また、マウスピースを保管しておけば、例えば半年後に後戻りが気になったときには、薬剤だけ追加して再開することができます。
オフィスホワイトニングは、歯科医院にて歯の表面にホワイトニングの薬剤を塗布し、白くしていく方法です。
1回の処置に約1時間を要し、変色の程度によってこれを1週間ごとに2~3回行います。
結果はすぐに出ますが、ホームホワイトニングに比べると後戻りがやや大きいようです。
自宅での時間が取れない方、結婚式などの予定の前に早く白くしたい方におすすめです。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングで歯を白くしたのち、その効果が持続するよう引き続きホームホワイトニングを行っていく方法です。
時間と予算が許せば、これが最も理想的な方法です。
いずれの治療も、ホワイトニングの前にむし歯などの治療を済ませておく必要があります。
歯石や歯の表面の着色もとっておきましょう。審美的なかぶせ物をあわせて希望されている場合には、まず天然の歯をホワイトニングで白くして、
その色に合わせてかぶせ物を作成するようにした方がよいでしょう。
神経を取った歯は、歯の色が濃く変色していきます。前歯の1本だけ歯の色が違うと目立ちますね。
神経は取っているけれども、むし歯の範囲は小さくてご自分の歯が大半残っているような場合は、歯の裏から中に漂白のお薬を入れて、白くすることが出来ます。
ただし、年数が経つと後戻りが生じてきます。
神経を取った歯の漂白 症例
以前に、神経を取った歯の色が、濃く変色しています。
歯の裏から漂白することにより色調を改善することができました。